富田林市の歯科医院
医療法人みやび歯科医院

〒584-0082 大阪府富田林市向陽台1-3-16

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予防歯科

 

予防歯科

「歯は当然悪くなるもの。」「ムシバがあれば、小さくてもすぐ治療してかぶせる。」この考えからすべての歯科医学、歯科治療はスタートしていました。残念なことです。

「削って治す」はウソ!?
 

補綴物(詰め物や、かぶせ物)の平均耐用年数は6-10年という統計があります。「そう言えば、一回治療した歯は、遅かれ早かれまた、再治療してるなあ!」
そうなんです。削っていない歯(健全歯)と、一度治療した歯(大きく削って被せた歯)では、その後の寿命が全く違います。 歯医者へ来る理由って「歯を削ってもらいたい」ではなく、「口の中の困りごとを無くして欲しい。そして、おいしくご飯が食べたい」と違いますか?

だったら、これからは・・・
予防歯科に取り組んでいる歯科医院へ行きましょう。

大変重要で、なお且つ「お得な」情報です。
口の中の病気は、ムシバと歯周病がほとんどです。 両方とも口の中に住む細菌が原因で、予防の方法も分かっています。自分の体が、大切だとお考えの皆さん。一生自分の歯でおいしく食事をしたいとお考えの皆さん。ぜひ予防歯科に取り組んでいる歯科医院へ行きましょう。

医療法人みやび歯科医院の予防システム(虫歯編)

患者さんは7歳、小学校2年生です。溝が着色した6歳臼歯で、初期のムシバに成っています。
しかし、当院では、削りません。
歯が欠けていなければ、ダイアグノデントで虫歯の程度を診断して、40未満ならフッ素塗布だけ、40以上ならヒールオゾンをあてた後に、食事指導、ブラッシング指導,フッ素洗口の指導を行い、定期検診毎にチェックを行っていきます。
初期のムシバは、削らなくても治ります。
それでも、定期検診毎にチェックして、ダイアグノデントの数値があがって虫歯が進んでも、今まではバーという金属でジェット機の様な音をさせて歯を削っていましたが、当医院ではレーザーや、アルミナ粉末で虫歯のみを削る、最小限の治療を心がけています。

再石灰化を理解すれば虫歯にならない。

                   「食事の後、口の中は酸性になり、 歯の表面からは、必ずカルシウムとリンが溶け出しています(脱灰)しかし、食後の一定時間が過ぎると、口の中が中性に戻り、 今度はカルシウムとリンが歯の方へ戻り始めます。 これを再石灰化と呼びます。


 

                        左のグラフは、一日の脱灰と再石灰化を表したグラフです。 食事の後、すぐに口の中のpHが下がり(酸性)、脱灰が起こりますが、その後唾液の作用で、中性に戻り,再石灰化が起こります。 この、脱灰と再石灰化のバランスが悪いと虫歯になります。口の中に、食べ物や、糖分を含んだジュースを飲むとすぐに脱灰が始まるので、 間食も重要になります。つまり、砂糖の量より食事の回数の方が重要だと言っても過言ではありません。


 

左のグラフは、間食やジュースなどを頻繁に口の中に入れている子供の場合です。脱灰時間が長くなり、再石灰化の時間が短くなるのがお分かりいただけると思います。さて、ここまで来るとムシバの成り立ちが随分お分かりいただけたと思います。ただし、唾液の性質(中和する能力)や、口の中に住む細菌の種類には個人差がありますので、お一人ずつ違う予防プログラムを作らなければいけません。そこで、当院では、唾液の検査で、個人別の予防プログラムをお作りしています。


 

医療法人みやび歯科医院の予防システム(歯周病編)

歯周病をチェックする

むし歯・歯周病と顎関節症は、「歯科の三大疾患」と呼ばれています。これらの疾患には次のような特徴があり、成人の8割は歯周病を持つと言われていますが、気付かない人が殆どです。そして歯周病になると、わからないうちに自分の大切な歯を失うことになります。幸い歯周病は予防することができますし、発見が早いと治療もしやすい病気です。

歯周病を自分でチェックしてみましょう(7つのポイント)。

1:歯ぐきが腫れて赤くなっている
2:歯ぐきから出血がある(歯ぐきからの出血は異常ありのしるし)
3:常に口臭がある
4:歯と歯の間に隙間ができてくる
5:歯ぐきがやせて歯の根っこが見えてくる
6:歯がグラグラしてくる(歯のグラグラは危険信号)
7:歯ぐきがどことなく痛い、かゆい


では、一生自分の歯でいるためには、どんな歯ぐきを目指していけばいいのでしょうか。

では状態の悪い歯ぐきとは

①歯ぐきがプヨプヨ腫れて歯と歯の間が肉で満たされている(色は赤っぽい)
②歯ブラシやつま楊子で簡単に出血する
③口臭あり
④歯ぐきが痛がゆい、うずく
⑤歯がグラグラする、歯ぐきから膿が出る(これはかなり症状がすすんできた時)

このような歯ぐきを
・歯科医院での特殊な清掃
・ご自分での毎日のブラッシング
・生活習慣の改善
・時には麻酔をして、外科的な清掃
・咬み合わせや不良治療歯の改善など 
で次のような状態の良い歯ぐきにもっていくのが歯周治療です。

状態の良い歯ぐきとは

①歯ぐきは固く引きしまってピンク色<歯と歯の間にすき間が少しできる(すき間は良い状態です)>
②歯ブラシやつま楊子などで歯ぐきをつついても出血しない
③口臭がせず、口の中がさわやか
④歯ぐきがうずかない、歯と歯の間の風通しが良い
⑤歯がグラグラしない、膿も出ない

歯周治療の実際

歯周病は自然に治ることはないので、放っておくと症状はどんどん悪化してしまいます。治療をすることによって、ある程度の進行を防ぐことができます。
1:正しいブラッシングを毎日行い、歯周病の原因となる歯垢を取り除き、口の中の清潔を保ちます。症状の程度により抗菌剤の投与や洗口剤も効果的です。
2:歯ぐきをマッサージして歯肉を強くします。マッサージをすると歯肉は引き締まり、歯と歯ぐきとの間にできる隙間を減らします。
3:栄養のバランスが悪かったり、不規則な生活を続けたりしていると、体の抵抗力が弱まり歯ぐきが赤く腫れたり浮いた感じがします。常に規則正しい生活を心がけてバランスのとれた食事をすることが肝心です。
4:歯石やバイオフィルムは自分一人で取ることはできません。3-4カ月に一度は、歯科医院で歯石やバイオフィルムを取ってもらうようにしましょう。

当院では、クリニカルパス(ポケット測定、唾液量、位相差顕微鏡を用いて細菌の変化らを考慮して)を用いて歯周治療やメインテンスを進めています。

サポート治療

1 PMTC(機械的歯面清掃) 
2 酸化電位水による遊離プラークの洗浄 
3 ハーブ(精油)による口腔内マニュピレーション 
4 ハーブ歯磨きを用いた指ブラッシング 
5 患者さんにあった術者みがき 
      
「気持ちよかった、また来てお掃除してもらいたい。私もこの爽快感を持続させるために家でも歯みがきをがんばろう」という太陽型の指導を医療法人みやび歯科医院では目指しています。 

ほんとに怖い話!

歯周病と全身疾患の深いかかわり
・心臓発作が2.8倍
・早産の確率が7.5倍

歯周病の患者さんは、歯周病でない患者さんに比べ致命的な心臓発作を起こす危険が約2.8倍、早産の確率が7.5倍高いということが、最近のアメリカの研究(M.G.Newman UCLA教授/F.A.Scannapieco ニューヨーク州立大教授/B.L.Mealey USAF歯周病主任らの発表による)などでわかってきました。日本人の成人の約85%は何らかの歯周病に感染しているといわれています。歯についた歯垢は細菌のかたまりです。歯垢1ミリグラムの中に約1~2億個の細菌やうみが含まれており、私たちはそれを毎日飲み込んでいることになります。細菌は口や血管から体内に侵入する中、重度の歯周病になっている妊婦は早産(2500g以下の低体重出産)の危険が7.5倍も高いです。しかも歯周病は、飲酒や喫煙よりリスクが高く、早産の最大の危険因子と判明。歯周病を治すことで18%の早産が予防できると発表されました。また糖尿病の患者さんは以前から歯周病になりやすいことは知られていましたが、最近は逆に歯周病があると糖尿病の血糖値のコントロールが難しくなるとわかりました。したがって、歯周病を治療すれば血糖値が下がり、糖尿病がよくなっていくという好結果につながります。また、肺炎やぜんそく等の呼吸器疾患にも歯周病がかかわっていることがわかってきました。
 

最低でも半年に一度は歯周病のチェックを受けましょう。

まずは、患者さんご自身のお口の中の細菌(バイオフィルム)を減らすことがなにより肝心です。そのためには食後の正しいブラッシングが不可欠です。
初期の歯周病は自覚症状が無く、知らない間に進行してしまいます。また、根の深いところについた歯石は自分ではとれません。歯科医院でしかできない治療がありますので、お気軽に「歯周病の検査をしてほしいのですが」と、歯医者さんに声をかけ、正しいアドバイスを受けましょう。

詳しくは、御来院もしくはお電話にて、スタッフにご相談ください。

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